鳥取大学研究シーズ集
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アグリ・バイオ
きのこを利用した植物病害防除資材の開発
研究者
大ア久美子(農学部生物資源環境学科 講師)
キーワード
きのこ、揮発性抗菌物質、植物病原菌、廃菌床
概要
きのこの香り成分(揮発性物質)の中には植物に病気を引き起こす病原菌に対して抗菌作用を示す物質が存在していることを明らかにし、きのこが生産する揮発性の抗菌物質を安全性および収益性の高い農作物の生産を目指した農業用資材(抗菌剤)として利用する。また、きのこを収穫後に大量に廃棄される菌床(廃菌床)からも揮発性抗菌物質が放出されており、病害防除資材として廃菌床を再利用する。
概要図
優位性(従来・競合技術との比較)
・食用きのこの成分である抗菌物質では安全性が高い
・揮発性の特徴から、閉鎖室内で隅々まで処理され解放により消失するため残留性が低い
・廃菌床の再利用によりゴミの減量化が図れる
応用分野
・農業資材および農薬分野
・建材などの抗菌剤開発
・家庭用の抗菌用商品開発
関連特許
ブナシメジ培養菌体が生産する揮発性物質を含有する抗菌剤(特願2014-170865)
関連論文
・Oka et al.“Antifungal activity of volatile compounds produced by an edible mushroom Hypsizygus marmoreus against phytopathogenic fungi”. Journal of Phytopathology, Online published, (2015).
・Oka et al.“Antifungal acitivity of 1-phenyl-3-pentanone produced by Mycoleptodonoides aitchisonii against plant-pathogenic fungi” Mushroom Science and Biotechnology, 22:95-100, (2014).
その他の関連研究内容
・きのこ揮発性物質による植物病害抵抗性発現機構の解析
・各種きのこ廃菌床を利用した作物栽培法の開発
参考資料ダウンロード
鳥取大学ビジネス交流会配布資料
参考URL
研究者詳細
共同研究先への要望
揮発性物質を長期間保持する材料を開発する素材・材料企業や廃菌床を資材化する企業などとの共同研究を希望しています。
担当CD
産学・地域連携推進機構 コーディネーター  田尾 龍治
連絡先
E-MAIL:tao@cjrd.tottori-u.ac.jp 電話:0857-31-5703
 アンケートにご協力ください。