鳥取大学研究シーズ集
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IT
補聴器における衝撃音などの突発性騒音抑圧システム
研究者
笹岡直人(工学研究科学 情報エレクトロニクス専攻 准教授)
キーワード
補聴器、スマートフォン、ノイズサブレッサ、音声
概要
日本国内の聴覚障害者数、軽度中度難聴者は600万人以上と言われている。また高齢化社会を迎え、補聴器は欠かすことのできないものである。しかしながら補聴器の普及率は約25%と高くない。そこで、使いやすく、安価な補聴器の提供が必要である。補聴器の問題として、音声だけでなく周囲環境騒音も音量を大きくするため使用者が疲労することがあげられる。そこで、騒音抑圧装置を備えた補聴器開発が不可欠である。これまでの騒音抑圧手法では衝撃音などの突発性騒音の抑圧が困難であった。そこで我々は、音声と突発性騒音の高次統計量の差異に着目した突発性騒音抑圧手法を開発した。
概要図
優位性(従来・競合技術との比較)
・携帯電話、スマートフォンで採用されている騒音抑圧方式では突発性騒音の抑圧は困難であった。
・従来の突発性騒音抑圧システムと比較して低演算量を実現,またリアルタイム処理が可能になった。
応用分野
・補聴器のほか、テレビ会議システム、音声認識システムなどにおける騒音抑圧
・ノートパソコン、スマートフォンなどを操作しながら会話をするときにマイクに入ってしまうクリック音などの抑圧
・音イベント検出
関連論文
・笹岡直人,伊藤良生,“[招待講演]突発性騒音に対するキュムラントを基にする騒音区間検出及び音声強調手法,” 電子情報通信学会技術研究報告,SIS2014-37, Jul. 2014.
・N. Mamizu, N. Sasaoka and Y. Itoh, “Noise Activity Detection Based on 4th Order Cumulant for Impact Noise.”Proc. 2014 IEEE Asia Pacific Conference on Circuits and Systems (IEEE APCCAS2014), in print, Nov. 2014.
・N. Sasaoka, K. Ono and Y. Itoh, “Speech Enhancement Using Normalized Cumulant-Based Adaptive Algorithm for Transient Noise,”Proc. 2014 IEEE International Symposium on Circuits and Systems (IEEE ISCAS 2014), pp.2313-2316, Jun. 2014.
その他の関連研究内容
本研究室ではアクティブノイズコントロール,ディジタル信号処理,ディジタル無線通信などの研究も行っています。
参考資料ダウンロード
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鳥取大学ビジネス交流会配付資料
参考URL
研究者詳細
担当CD
産学・地域連携推進機構 コーディネーター  水根 正人
連絡先
E-MAIL:mizune@cjrd.tottori-u.ac.jp 電話:0857-31-5546
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