鳥取大学研究シーズ集
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医療・健康
肝疾患治療用細胞シート開発
研究者
汐田 剛史(医学系研究科 遺伝子医療学部門 教授)
キーワード
肝疾患、再生医学、細胞シート、間葉系幹細胞、肝線維化治療
概要
肝疾患患者への肝再生医療を実現し、ヒト間葉系幹細胞を機能性肝細胞として移植医療に使用するための分化誘導技術であり、低分子化合物と細胞シートを併用した効率の高い誘導技術を開発した。このため、我々はヒト間葉系幹細胞を肝細胞へ分化誘導しうる低分子化合物を、新規合成39化合物を含む49化合物をスクリーニングし有効な化合物を見出した。これらの化合物には、今までにない全く新規の化合物が存在する。これらの低分子化合物によりヒト骨髄由来間葉系幹細胞を機能性肝細胞へ分化誘導し、温度感受性細胞シートとして移植する方法を開発した。本シート移植により、急性重症肝障害、慢性肝障害を有意に改善することを見出している。
概要図
優位性(従来・競合技術との比較)
・間葉系幹細胞と機能性肝細胞の両者の特徴をもつ細胞であり、急性肝障害の修復力が非常に大きい。
・急性肝障害のみでなく、慢性肝障害にも効果を発揮する。
・細胞シート移植は低侵襲の治療で、「患者さまに優しい治療法」である。
応用分野
・製薬企業
・医療機器
・試薬メーカー
関連特許
・ヒト間葉系幹細胞を肝細胞へ分化誘導する新規化合物の合成と解析(PCT/JP2012/059021、2012年4月2日)
・ヒト間葉系幹細胞を肝細胞へ分化誘導する新規化合物の合成と解析(14/111,757、2013年10月14日) PCT出願の米国移行
・ヒト間葉系幹細胞を肝細胞へ分化誘導する新規化合物の合成と解析(12771389.9、2013年11月14日) PCT出願のヨーロッパ移行
・ヒト幹細胞を肝細胞へと分化誘導する化合物(特許第5704554)
低分子化合物による癌と線維化の抑制効果(特願2014-70245、PCT出願2015.3.25)
その他の関連研究内容
・肝細胞癌の新規治療法の開発
・肝疾患の創薬
保有研究装置
・共焦点レーザー顕微鏡
・タイムラプス
・レーザーマイクロダイセクション
参考資料ダウンロード
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参考URL
研究者詳細
担当CD
産学・地域連携推進機構 コーディネーター  坂下 誠司
連絡先
E-MAIL:sakashita@cjrd.tottori-u.ac.jp 電話:0859-38-6484
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