鳥取大学研究シーズ集
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アグリ・バイオ
毒きのこの利活用のための新イノベーション推進事業の展開
研究者
會見 忠則(農学部 生物資源環境学科 教授)、北村 直樹(農学部 獣医学科 准教授)
キーワード
毒きのこ子実体、抽出物ライブラリ、人工栽培、生理活性物質
概要
きのこ類は、誰もが何がしかの経験や知識を持っているが、毒きのこの資源としての価値は不明である。本事業では、これらの有効な利活用法の開拓を目指す。一方、秋のシーズン中には誤食によるきのこ中毒事故が後を絶たない。このようなきのこ中毒事故に対して迅速に毒物が特定できる手法の開発、特に@製薬会社等の研究機関への提供を前提とした毒きのこ成分の抽出物ライブラリの構築、A毒きのこ類の人工栽培技術の確立、Bきのこ類中の生理活性物質のLC/MSデータライブラリを開発することを行う。
(平成24年度A-STEP(探索) 採択課題)
概要図
優位性(従来・競合技術との比較)
・毒きのこ・未利用きのこの人工栽培技術の開発
・毒きのこの抽出物ライブラリの作成
・きのこ育種学と哺乳類の生理学とを融合させた研究
・LC/MSを用いたきのこ抽出物多系統成分一斉分析法
応用分野
・製薬・農薬メーカー:創薬にむけたリード化合物探索・医農薬品原料の生産
・公的機関:麻薬様物質を含むきのこなど薬物中毒の検出、分析
・ベンチャービジネス:きのこ成分の抽出物ライブラリとしての販売
関連特許
毒きのこの検出のためのオリゴヌクレオチド、プライマー、並びにそれを用いた診断キット、検出キット及び方法(特願2007-35408)
関連論文
・Aiko Nishio, Naoki Kitamura, Saki Tanaka, Shunsuke Miyazaki, Tsuyoshi Ichiyanagi, Norihiro Shimomura, Izumi Shibuya, Tadanori Aimi, “Multiple effects of gymnopilin on circulatory system of the rat”Biological and Pharmaceutical Bulletin, 2002, 35 (8), 1295-1299.
・Shunsuke Miyazaki, Naoki Kitamura, Aiko Nishio, Saki Tanaka, Tomohiko Kayano, Taiki Moriya, Tsuyoshi Ichiyanagi, Norihiro Shimomura, Izumi Shibuya, Tadanori Aimi “Gymnopilin – a substance produced by the hallucinogenic mushroom, Gymnopilus junonius – mobilizes intracellular Ca2+ in dorsal root ganglion cells”. Biomedical Research. 2012, 33, 111-118.
・春口佐知・中島清美・増田健太・松永洋平・ウィヤダ モンコンタナーラク・金田依子・北村直樹,一柳剛・河野強・霜村典宏・會見忠則:ツキヨタケ (Omphalotus guepiniformis) 由来物質 illudin S の毒性の再検討:抗菌および抗線虫活性.日本きのこ学会誌,2013, 21, 88-91
・一柳剛・増田健太・春口左知・金田依子・霜村典宏・前川二太郎・北村直樹・會見忠則:ツキヨタケ(Omphalotus guepiniformis)によるIlludin Sの生産. 日本きのこ学会誌,2013, 21, 98-102.
・Shigeki Nishino, Roxana Yanira Parada, Tsuyoshi Ichiyanagi, Nitaro Maekawa, Norihiro Shimomura and Hiroshi Otani, “1-Phenyl-3-pentanone, a volatile compound from the edible mushroom Mycoleptodonoides aitchisonii active against some phytopathogenic fungi”Journal of Phytopathology, 2013, 161, 515-521.
保有研究装置
・LC/MS
・簡易きのこ栽培施設
参考資料ダウンロード
シーズPDF
鳥取大学ビジネス交流会配付資料
参考URL
會見忠則-研究者詳細
北村直樹-研究者詳細
担当CD
産学・地域連携推進機構 コーディネーター  田尾 龍治
連絡先
E-MAIL:tao@cjrd.tottori-u.ac.jp 電話:0857-31-5703
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