鳥取大学研究シーズ集
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アグリ・バイオ
シロアリの水分利用機能を破綻させることによるシロアリ生息制御技術の開発
研究者
東 政明 (連合農学研究科 教授)
キーワード
水チャネル(アクアポリン)、唾液腺、水、職蟻(ワーカー)
概要
シロアリの社会における集団の生命維持は、職蟻(ワーカー)の木材消化能に大きくかかっている。消化吸収機能における唾液腺の役割に着目した。ワーカーの唾液腺は、セルラーゼなど木材を消化する酵素を分泌するが、唾液の分泌に関わる水の通過路になる水チャネルタンパク質(アクアポリン)を大量に発現している。アクアポリンの阻害剤を吸飲させるとワーカーを死滅させることができた。また、社会集団の約1割を占める兵蟻(ソルジャー)の唾液腺にはアクアポリンがなく、ソルジャーはセルラーゼなどの消化酵素を欠損している事実とよく符合していた。唾液腺をターゲットにする防除薬剤の利用開発が有効であると考えている。
(平成24年度A-STEP(探索) 採択課題)
概要図
優位性(従来・競合技術との比較)
シロアリ駆除には残効性の高い農薬使用が続いているが、伝統的な駆除剤に替わる製剤を探すことが必要(アクアポリンのブロッカーが使えないか)
応用分野
・衛生害虫駆除業
・建材業
・住宅・建材用農薬製造業
関連論文
東 政明:からだと水の事典(分担執筆),ISBN4-87805-060-8, 1.4.5 昆虫の水代謝,pp.94-100, 佐々木成・石橋賢一編,朝倉書店,東京 2008年11月
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研究者詳細
担当CD
産学・地域連携推進機構 コーディネーター  田尾 龍治
連絡先
E-MAIL:tao@cjrd.tottori-u.ac.jp 電話:0857-31-5703
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