鳥取大学研究シーズ集
トップページ > シーズ集 > IT > ニューラルネットワークを用いた医療診断支援システム
IT
ニューラルネットワークを用いた医療診断支援システム
研究者
岸田 悟 (工学研究科 情報エレクトロニクス専攻 教授)
キーワード
医療診断支援システム、ニューラルネットワーク、胸部X線画像
概要
約140億個のニューロン(神経細胞)からなる人間の脳は優れた情報処理を行う。ニューラルネットワークは、(1)人間の脳の優れた情報処理能力を模倣し、工学的に利用すること、(2)シナプス荷重を変えることによって学習をすること、(3)高度並列分散処理を行うこと等の特徴を有する。これらの特徴によって非線形処理、パターン分類等の従来のノイマン型コンピュータが苦手とした処理を行うことができる。本研究では、3階層型ニューラルネットワークを用いて医療診断支援システムを構築した。胸部X線画像から一次元データを収集し、異常部分を検出できるようにネットワークを学習した後に、テスト(未学習)パターンに異常部があるかどうかを判定する。結果として、胸部X線写真の異常部を医師が発見できない割合が20-50%と言われているが、本医療診断支援システムでは99%の正解率を達成した。
概要図
優位性(従来・競合技術との比較)
・2次元の胸部X線写真から1次元の数値を収集・活用することにより、異常部の位置の決定や写真の画素近くの小さなサイズの異常部の検出が可能となる。
・32-fold法でACU値0.99を達成!
応用分野
高度情報化社会や高度高齢化社会の多種多様な認証
関連特許
Diagnosis Processing Device, Diagnosis Processing System, Diagnosis Processing Method, Diagnosis Processing Program and Computer-readable Recording Medium, and Classification Processing Device(米国特許WO2011/033890A1)
関連論文
Takahiro Sasaki, Kentaro Kinoshita, Satoru Kishida, Yoshiharu Hirata, and Seigo Yamada, ”Ensemble Learning in the Systems of Neural Networks for Detection of Abnormal Shadows from X-ray Images of Lungs”, Journal of Signal Processing, Vol.16, No.4, pp.343-346, July 2012.
参考資料ダウンロード
シーズPDF
参考URL
研究者詳細
担当CD
産学・地域連携推進機構 コーディネーター  水根 正人
連絡先
E-MAIL:mizune@cjrd.tottori-u.ac.jp 電話:0857-31-5546
 アンケートにご協力ください。