鳥取大学研究シーズ集
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医療・健康
タンパク質・酵素の活性構造形成
研究者
河田 康志、溝端 知宏 (工学研究科 化学・生物応用工学専攻)
キーワード
分子シャペロン、シャペロニン、タンパク質・酵素、活性回復、機能再生
概要
タンパク質や酵素はその活性機能を発揮するために、正しい立体構造を形成する必要がある。その構造が壊れたり、タンパク質が作られるときに正しい構造を形成できなかったら、活性が失われてしまう。分子シャペロン(シャペロニン)は、そのようなタンパク質の活性構造を保持したり、正しい立体構造を形成させるようにする働きを持っている。この分子シャペロンの働きを利用することで、有用な酵素・タンパク質の機能(活性)を再生したり、安定に保持したりすることができる。不安定な酵素・タンパク質の活性の維持や失活した酵素・タンパク質の活性回復に利用できる。
概要図
優位性(従来・競合技術との比較)
・他の汎用性化学添加剤(エチレングリコールなど)とは異なる特異的効果が得られる。
・酵素の種類にはよらず、普遍的な効果を示す。
・高効率、高再生化活性が得られる。
応用分野
・タンパク質,酵素に関連したバイオ産業分野
・タンパク質,酵素の高品質と安定化が要求される医薬品関連分野
関連論文
・T. Mizobata, Y. Akiyama, K. Ito, N. Yumoto, and Y. Kawata “Effects of the Chaperonin GroE on the Refolding of Tryptophanase from Escherichia coli -Refolding is Enhanced in the Presence of ADP-.”J. Biol. Chem. 267(1992), 17773-17779.
・Y. Kawata, M. Kawagoe, K. Hongo, T. Miyazaki, T. Higurashi, T. Mizobata, and J. Nagai “Functional Communications between the Apical and Equatorial Domains of GroEL through the Intermediate Domain.”Biochemistry 38 (1999), 15731-15740.
・K. Machida, A. Kono-Okada, K. Hongo, T. Mizobata, and Y. Kawata “Hydrophilic residues 526KNDAAD531 in the flexible C-terminal region of the chaperonin GroEL are critical for substrate protein folding within the central cavity.”J. Biol. Chem. 283 (2008), 6886-6896.
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研究者詳細
担当CD
産学・地域連携推進機構 コーディネーター  田尾 龍治
連絡先
E-MAIL:tao@cjrd.tottori-u.ac.jp 電話:0857-31-5703
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