鳥取大学研究シーズ集
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エネルギー
高起動性と高効率を両立するバタフライ風車の研究
研究者
原 豊(工学研究科 機械宇宙工学専攻 准教授)
キーワード
風力発電、垂直軸風車、バタフライ翼、低コスト
概要
回転すると蝶々のように見えるため『バタフライ風車』と名づけた新規アイディアの風車は、その独特な翼形状によって、高起動性および高効率特性の両立が可能である。また、アームおよび翼端がないため、騒音が抑制され、抵抗低減により効率が向上する。部品点数が少ないことから、コスト低減も可能である。本研究では、より最適なバタフライ風車の構造を見出し、低コストで高効率な小型風車の実現をするため、信頼性の高い翼型の空力データを蓄積しており、そのデータを入力としてバタフライ風車の性能予測を行うソフトウェアを開発している。バタフライ風車を排気口から流出する流体エネルギー回収に適用することで、設備利用率の向上ができ、応用範囲も広がる可能性がある。
《参考リンク》:中小機構J-Net21(動画有り):
http://j-net21.smrj.go.jp/develop/energy/company/2013100301.html
概要図
優位性(従来・競合技術との比較)
・1枚翼で二重翼の効果があり、起動性が高い。
・従来必須であった中央支柱やアームを除去し、効率向上および軽量化を可能とする。
・シンプルな構造と翼に軽量材料を採用することにより、コスト低減を可能とする。
・翼端がないため、翼端損失の低減と騒音発生の抑制を可能とする。
・発電機をロータの重心位置に置ける構造のため振動抑制が可能。
応用分野
・空調や換気装置などの排気口から流出する流体エネルギーの回収
・離島・山間部などの系統電源が使用できない場所におけるクリーンな独立電源
・近い将来実現が予想されるスマートグリッドの主要電源の1つ
・災害時の分散型独立電源としての応用
関連特許
垂直軸風車の翼及び風車並びに発電装置(特願2012-6927)
参考資料ダウンロード
シーズPDF
合同ビジネス交流会発表資料
日本機械学会中国四国支部講演会資料
参考URL
研究者詳細
共同研究先への要望
排気口から流出する流体エネルギー回収の可能性を調査するための実証実験を行う共同研究も歓迎します。
担当CD
産学・地域連携推進機構 コーディネーター  水根 正人
連絡先
E-MAIL:mizune@cjrd.tottori-u.ac.jp 電話:0857-31-5546
 アンケートにご協力ください。