鳥取大学研究シーズ集
トップページ > シーズ集 > ナノテク・材料 > 海綿動物のシリカガラスに含まれるタンパク質シリカテイン
ナノテク・材料
海綿動物のシリカガラスに含まれるタンパク質シリカテイン
研究者
清水 克彦 (産学・地域連携推進機構 准教授)
キーワード
バイオミネラリゼーション、海綿動物、ガラス、タンパク質
概要
最も原始的な多細胞動物といわれる海綿動物は、海水中でからだに優しい温和な条件でシリカガラスでできた骨格を作り出す。この研究では、海綿動物によるシリカガラスの作り方を学び、環境にやさしいシリカ材料の新規製法を提案する。まず、海綿動物のシリカガラスの中に含まれる微量のタンパク質が鍵を握ると考えた。このタンパク質を単離することに成功し、シリカテインと名付けた。シリカテインのアミノ酸配列はタンパク質分解酵素カテプシンLと非常に似ている。また、このタンパク質は、室温、中性pHでシリカやシリカ誘導体の合成を促進することを示した。
概要図
優位性(従来・競合技術との比較)
室温、中性のpH、常圧でシリカガラスをつくることができる。
応用分野
環境への負荷が少ない無機材料の製法の開発に寄与
関連論文
・坂本健, 新垣篤史, 清水克彦,西村達也,加藤隆史「有機分子の制御による異方的結晶成長と無機/有機ハイブリッド構造の形成」セラミックス, 47(2012), 285-290.
・清水克彦「バイオシリカ」マリンバイオテクノロジーの新潮流, 監修/伏谷伸宏, シーエムシー出版, (2011), 167-186.
その他の関連研究内容
日本海水産資源のより有効な利用方法に関する研究
参考資料ダウンロード
シーズPDF
参考URL
研究者詳細
担当CD
産学・地域連携推進機構 准教授  清水 克彦
連絡先
E-MAIL:kshimizu@cjrd.tottori-u.ac.jp 電話:0857-31-5686
 アンケートにご協力ください。