鳥取大学研究シーズ集
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医療・健康
遠隔地でThin-Clientを利用するための遅延限界値の測定
研究者
寺本 圭(医学部附属病院 医療情報部 講師)
キーワード
電子カルテシステム、電子ペン、シンクライアント、SBC、クラウド
概要
近年、遠隔地の診療所から大規模病院の電子カルテを安全かつ低コストで参照するための手法としてSBC方式が注目を集めている。この方式は、従来、PCが実行していたアプリケーションを中央サーバが一元的に行い、画面描画情報のみをPCに送信することにある。しかしながら、我々は、この技術特有の画面描画情報の遅延が、ユーザの操作性に影響を与えるだけでなく、その遅延はSBCソフトウェアごとにバラツキが発生し、それが、電子カルテで頻繁に利用される電子ペンの実装可否を判断するのに重要な値となることを確認している。我々は、このSBC特有の遅延とバラツキを人工的に発生するソフトウェア、ネットワークルーターの開発に取り組んでいる。
概要図
優位性(従来・競合技術との比較)
既存のネットワーク機器では、ネットワーク帯域を制御する機能のみであるが、本システムは遅延や遅延のバラツキを制御する機能を有する。
応用分野
遠隔地からSBCシステムの利用を検討する様々な機関においての採用が期待される。
関連論文
・K. Teramoto et al, “Scenario-based Stress Testing of an Electronic Patient Record System in a Thin-client Computing Implementation” Stud Health Technol Inform., 64 (2011), 132-137.
・K. Teramoto et al, “Evaluation of response time delay of a pen-tablet system in thin-client computing environments: implications for usability” Stud Health Technol Inform., 156 (2010), 47-56.
その他の関連研究内容
・SBC型電子カルテシステム特有の遅延とユーザビリティの変化
・地域医療連携システムとしてのSBC型電子カルテシステムの活用
参考資料ダウンロード
シーズPDF
参考URL
研究者詳細
担当CD
産学・地域連携推進機構 コーディネーター   坂下 誠司
連絡先
E-MAIL:sakashita@cjrd.tottori-u.ac.jp 電話:0859-38-6484
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