鳥取大学研究シーズ集
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環境
常時微動観測による地下構造を推定する技術
研究者
香川 敬生(工学研究科 社会基盤工学専攻 教授)、野口 竜也(工学研究科 社会基盤工学専攻 助教)
キーワード
常時微動、地盤、構造物、卓越周期、地下構造
概要
常時微動は自然現象や人間活動に起因する一見ランダムな振動ですが、それが伝播する地盤の情報を含んでおり、地盤の揺れ易さや構造物に大きな影響を与える周期である卓越周期を知ることができる。また、構造物で常時微動を観測すると、その固有周期や減衰を得ることができ、さらに複数の地点で常時微動を同時観測すると、微動を構成する表面波の伝播速度を介してS波速度構造を鍵とした地下構造を推定することができる。当研究室では主に地震防災のための地下構造調査に活用していている。いずれの場合も高感度の地震計さえあれば簡便に観測することができ、低コストで多くのデータを得ることができる。
概要図
優位性(従来・競合技術との比較)
・簡便かつ低コストで調査できる。
・地表から地下構造の概要を推定できる。
応用分野
・宅地の揺れ易さと構造物への影響の把握、構造物と地盤の共振可能性調査
関連論文
・野口竜也、西田良平「微動による鳥取平野の地盤構造推定」土木学会論文集、(2002)、473-47.
・野口竜也、足立正夫、田原一志、山下毅、西田良平「微動探査による島根県浜田市の地盤構造推定」
土木学会地震工学論文集、30(2009)、82-87.
・安井譲、野口竜也、橋本勇一、中谷英史、香川敬生「微動H/Vと重力探査による福井平野の地下構造
推定」土木学会地震工学論文集、30(2009)、75-81.
その他の関連研究内容
・緊急地震速報を援用した三段階震度計
保有研究装置
・3成分一体型加速度計(単体で短周期微動から強震まで測定可能)
・3成分一体型小型速度計(PC制御でやや長周期までの微動を測定可能)
・高感度速度型地震計(固有周期1秒)、小型速度計(固有周期0.5秒)など
参考資料ダウンロード
シーズPDF
はりま産学交流会創造例会発表資料
参考URL
研究者詳細
担当CD
産学・地域連携推進機構 コーディネーター  水根 正人
連絡先
E-MAIL:mizune@cjrd.tottori-u.ac.jp 電話:0857-31-5546
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